マリナーズ・ローリーが止まらない! 4試合連発となる32号アーチ
2025.6.24 12:15 Tuesday
【ツインズ2-11マリナーズ】@ミネアポリス/ターゲット・フィールド
日本時間6月24日、マリナーズは打線の長打攻勢が目立っている遠征において、またも勝利を収めた。ツインズを相手に4本塁打を含む12安打を放ち、11-2で大勝。三回に2本のアーチなどで一挙6点を先制し、一気に試合の主導権を握った。
九回2死の場面では、今季アーチ量産中のカル・ローリーが12安打11得点の猛攻を締めくくる32号2ラン。すでに様々な記録を樹立しているローリーだが、これで4試合連続アーチとなり、その期間中に5本塁打とさらなる量産態勢に突入している。
打線の援護を受けたマリナーズ先発のブライアン・ウーも見事なピッチングを見せた。尻上がりに調子を上げていき、自己最多タイの9三振を奪う好投。今季のウーは全15先発で6イニング以上を投げており、これは今季のMLBにおいて唯一の記録である。
マリナーズ打線は三回にJ・P・クロフォードの犠飛で先制すると、フリオ・ロドリゲスが11号2ラン、ルーク・レイリーも3号3ランを放ち、一挙6得点のビッグイニングに。六回にはドミニク・キャンゾーンにも4号ソロが飛び出した。
九回にはロドリゲスが2点タイムリー二塁打を放ち、1試合4打点は今季の自己最多タイに。そして、ローリーが32号2ランを放ち、とどめを刺した。ちなみに、前半戦の最多本塁打記録は2001年にバリー・ボンズがマークした39本塁打。ローリーは前半戦残り19試合で8本塁打を打てば、ボンズの記録を塗り替えることになる。
大勝したマリナーズはロード10連戦の最初の4試合を3勝1敗で乗り切り、今季40勝に到達。その4試合で合計14本塁打を放つなど、ローリーが牽引する打線が活発に機能している。