シンダーガードがWソックスとマイナー契約 メジャー復帰を目指す
2025.6.25 08:50 Wednesday
ノア・シンダーガードはメジャーリーグ復帰に向けた道を歩み始めたのかもしれない。
日本時間6月25日、メッツ時代にオールスター・ゲーム選出の経験がある32歳のノア・シンダーガードは、ホワイトソックスとマイナー契約を結んだ。現在はアリゾナ州グレンデールにある球団施設に滞在しており、メジャー復帰に向けた調整を進めていくことになる。
メジャーで8年間プレーしたシンダーガードは、剛腕投手として活躍したメッツ時代の印象が強い。メジャーで最後にプレーしたのは2023年シーズンであり、この年はドジャースとガーディアンズで合計18試合に先発して2勝6敗、防御率6.50に終わった。
メッツ時代に強烈な輝きを放ったシンダーガードだが、相次ぐ故障に悩まされ、メッツ最終年の2021年はわずか2登板。エンゼルスとフィリーズでプレーした2022年は10勝を挙げたものの、134回2/3を投げて95奪三振と、本来の姿からは程遠いピッチングに終始していた。
シンダーガードのベストシーズンはメジャー2年目の2016年で、この年は31試合(うち30先発)に登板して14勝9敗、1ホールド、防御率2.60、218奪三振と素晴らしい成績をマーク。オールスター・ゲームに選出されたほか、ナショナル・リーグのサイ・ヤング賞投票では8位にランクインした。
メジャー通算では164試合(うち162先発)に登板し、59勝47敗、1ホールド、防御率3.71を記録。2年ぶりのメジャー復帰なるか注目される。