ブレーブス逆転勝利で借金4 今季メッツに対して5戦5勝と圧倒
2025.6.25 12:06 Wednesday
【メッツ4-7ブレーブス】@ニューヨーク/シティ・フィールド
ブレーブスは日本時間6月25日のメッツ戦に7-4で勝利し、今季メッツに対して5戦5勝。同地区ライバルのメッツを圧倒し続けるなか、ポストシーズン争いへの復帰が期待されているが、その立役者の一人が主砲マット・オルソンだ。勝負強いバッティングを見せているオルソンは、大活躍を見せた2年前のような頼もしい存在に戻りつつある。
オルソンは六回に一挙5得点のビッグイニングを締めくくる勝ち越しの2点タイムリーを放ち、チームの勝利に貢献した。今季の最初の2カ月間はなかなかチャンスでヒットが出ず、苦しんでいたが、ここ数週間で状況が大きく変化している。オルソンの活躍もあり、ブレーブスは直近14試合で10勝4敗と好調。そのなかにはメッツに対する5勝も含まれている。
ブレーブスはオルソンが2安打を放ったほか、ニック・アレンも今季3度目となる1試合3安打を記録。「元アスレチックス・コンビ」の活躍により、こちらも元アスレチックスであるメッツ先発のフランキー・モンタスの今季初登板での白星を打ち消した。モンタスは5イニングを3安打無失点に抑え、勝利投手の権利を持っていたが、メッツのリリーフ陣が打ち込まれ、モンタスの勝ち星を消してしまった。
メッツ2番手のワスカル・ブラゾバンは六回先頭から三者連続四球の大乱調。ブレーブスはそこから3-3の同点に追いつき、さらに二死満塁のチャンスでオルソンがメッツ3番手のリード・ギャレットからタイムリーを放ち、二者を迎え入れた。
オルソンは八回にも貴重な追加点となるタイムリー二塁打を放ち、直近14試合では打率.346、長打8本と打撃好調だ。5月27日までの得点圏では50打数10安打、打率.200に終わっていたが、それ以降は26打数12安打、打率.461と勝負強さを発揮している。
オルソンとメッツのピート・アロンソは、今日の試合が始まる前の時点で一塁手トップのfWAR(2.4)を記録。オルソンは今季ここまで15本塁打&52打点を記録し、自身4度目のシーズン30本塁打&100打点を狙えるペースとなっている。