タイガース・スクーバルとレッズ・スティアーが週間MVPに選出
2025.7.1 08:34 Tuesday
6月30日(日本時間7月1日)、2025年レギュラーシーズン14週目の週間MVPが決定し、アメリカン・リーグはタリック・スクーバル(タイガース)、ナショナル・リーグはスペンサー・スティアー(レッズ)が選出された。
スクーバルは自身初の受賞で、タイガースからの選出はライリー・グリーンに次いで今季2人目。投手が週間MVPを受賞するのは今季初めてであり、昨年9月に同じタイガースのカイダー・モンテロが受賞して以来となった。一方、スティアーは自身2度目の受賞。レッズからの選出はウィル・ベンソンに次いで今季2人目となった。
28歳のスクーバルは2試合に先発して13イニングを投げ、2勝0敗、防御率2.77、7安打、2四球、21三振、WHIP0.69、被打率.152、奪三振率14.54を記録。三振数はメジャー1位、勝利数は同1位タイ、投球イニング数は同3位タイだった。
29日(同30日)に行われたツインズ戦では自己最多の13三振を奪い、7イニングを1安打無失点に抑える圧巻のピッチング。6月は5度の先発登板で5勝0敗、防御率1.89をマークし、現在は15先発連続黒星なし(期間中10勝0敗)を継続している。
27歳のスティアーは6試合に出場して打率.522(23打数12安打)、3本塁打、7打点、1二塁打、1四球、5得点、1盗塁、出塁率.520、長打率.957、OPS1.477と打撃好調。打率、長打率、OPS、安打、塁打(22)はすべてメジャー1位、出塁率は同3位だった。
25日(同26日)のパドレス戦では今季メジャー8度目となる1試合3本塁打を達成。レッズでは2021年のジェシー・ウィンカー以来、球団史上34人目(40度目)の快挙となった。直近8試合連続でヒットを放ち、うち5試合でマルチ安打、そのうち2試合で3安打を放つなど、好調をキープしている。