パイレーツが球団100年ぶりの快挙達成 4試合連続7点差以上で勝利
2025.7.1 11:37 Tuesday
【パイレーツ7-0カージナルス】@ピッツバーグ/PNCパーク、6月30日(日本時間7月1日)
パイレーツの勢いが止まらない。同地区カージナルスとの3連戦の初戦、パイレーツはここ最近不振に苦しんでいた左腕アンドリュー・ヒーニーが六回途中まで無安打に抑える好投を見せると、打線も先発全員安打で援護。7-0で完封勝利を挙げ、4連勝となった。
パイレーツは直前のメッツ3連戦を9-1、9-2、12-1でスイープ。これで4試合連続7点差以上で勝利したことになり、球団では1925年8月29日~9月1日以来、実に100年ぶりの快挙となった。
2登板連続で7失点を喫していたヒーニーは、初回先頭打者に四球を与えたものの、次打者を併殺打に仕留めて立ち直り、速球を効果的に使いながら六回途中まで無安打に抑える好投。カージナルス打線はヒーニーを攻略できず、ハードヒットの打球はわずか4本だけだった。
ヒーニーは六回2死からビクター・スコット2世にヒットを許すまで無安打ピッチングを継続。結局、6回2/3を投げて3安打、7三振、1四球、無失点という素晴らしいパフォーマンスを見せた。残りの2回1/3は2番手のチェイス・シュガートが無失点に抑え、ブルペンの大半を休ませることができたのも大きかった。
パイレーツ打線は、初回にスペンサー・ホーウィッツが自身初の先頭打者アーチとなる2号ソロを放ち、先制に成功。五回には打線がつながり、ホーウィッツの2点タイムリー二塁打、ニック・ゴンザレスのタイムリー二塁打、キブライアン・ヘイズとトミー・ファムの連続タイムリーで一挙6点のビッグイニングを作り、一気に試合を決めた。