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ジャイアンツがボブ・メルビン監督の来季契約オプションを行使

2025.7.2 07:26 Wednesday

 2日(日本時間3日)、ジャイアンツはボブ・メルビン監督の2026年シーズンの契約オプションを行使したことを発表した。

 バスター・ポージー編成本部長は「ボブと毎日一緒に仕事をする機会に恵まれ、このような経験豊かなリーダー、そして球界で最も尊敬される監督の一人を得られたことは、我々にとって本当に幸運です」とコメント。「彼のリーダーシップや準備、そして選手たちとのつながりは計り知れないほど貴重であり、彼が我々のチームを前進させるのに相応しい人物であると確信しています」と指揮官の手腕をたたえた。

 メルビン監督は「このチームの指揮を続ける機会を得られたことに感謝しています。ここで築き上げてきたものを信じていますし、ジャイアンツのオーナーグループやグレッグ(・ジョンソン会長)、バスター(・ポージー編成本部長)、ラリー(・ベアー球団社長)、ザック(・ミナシアンGM)、その他のジャイアンツ球団組織内のみなさんが私とコーチングスタッフを信頼してくれていることに感謝します。今年はまだまだ仕事が残っていますし、今後の仕事が楽しみです」と語った。

 63歳のメルビン監督はジャイアンツの監督として2年目、メジャー球団の監督として22年目のシーズンを迎えている。その22年間でチームを8度のポストシーズン進出に導き、ダイヤモンドバックス時代の2007年とパドレス時代の2022年にはリーグ優勝決定シリーズに進出した。また、2001年にダイヤモンドバックスがワールドシリーズ制覇を成し遂げたときには、ボブ・ブレンリー監督のもとでベンチコーチを務めていた。

 メジャーリーグの監督として、メルビン監督は3度の最優秀監督賞に輝いている(ダイヤモンドバックス時代の2007年、アスレチックス時代の2012年と2018年)。レギュラーシーズンでは通算1642勝1547敗(勝率.515)を記録。1642勝は現役監督のなかでレンジャーズのブルース・ボウチー(2212勝)とレッズのテリー・フランコーナ(1994勝)に次ぐ3位、歴代でも21位にランクインしている。


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