レンジャーズ快勝 打線が菅野を攻略し投手陣は5安打完封リレー
2025.7.3 12:08 Thursday
【レンジャーズ6-0オリオールズ】@アーリントン/グローブライフ・フィールド、7月2日(日本時間3日)
レンジャーズは負傷者リストから復帰して2度目の登板となったネイサン・イオバルディが5回2安打無失点と安定したピッチングを披露。打線もオリオールズ先発の菅野智之を攻略して五回までに6点を奪い、6-0で快勝した。オリオールズとの3連戦は、初戦を落としたものの、2戦目と3戦目に連勝して2勝1敗の勝ち越しとなった。
イオバルディは5回72球を投げて2安打、5三振、1四球、無失点の好投。ブルース・ボウチー監督が予定していた通りの球数で5イニングを投げ抜き、負傷者リストからの復帰後初めての白星を手にした。今季の防御率は1.75に向上している。
打線はオリオールズ先発の菅野の前に、二回まで無得点に終わっていたが、三回2死二、三塁のチャンスでマーカス・セミエンが先制の9号3ラン。今季9イニング平均でわずか2.99点と援護不足に泣いてきたイオバルディに大きな3点をプレゼントした。
四回にエゼキエル・デュランのタイムリーで2点を追加すると、五回にはコリー・シーガーの11号ソロで6点目。レンジャーズ打線は菅野に10安打を浴びせて6点を奪い、イオバルディの先発登板試合では今季最多タイの得点数となった。
レンジャーズはイオバルディ降板後、ジェイコブ・ウェブが1イニング、デーン・ダニングが3イニングを無失点に抑え、3人の投手による5安打完封リレーを達成。得点圏ではオリオールズ打線を5打数ノーヒットに封じた。
菅野は自己ワーストの7失点を喫した前回登板に続き、2試合連続の大量失点。球威に欠ける分、制球が少し甘くなったところを痛打される登板が続いている。5敗目を喫し、今季の防御率はさらに悪化して4.44となった。