エンゼルスが再び5割復帰 ネトとアデルがそれぞれ3安打の活躍
2025.7.4 11:10 Friday
【ブレーブス1-5エンゼルス】アトランタ/トゥルイスト・パーク、7月3日(日本時間4日)
ザック・ネト(エンゼルス)は直近5試合で13打数連続ノーヒットの状態でブレーブス3連戦の最終戦を迎えた。そして、連続ノーヒットはあっという間に終了した。
初回の第1打席でレフトへのヒットを放ったネトは、この一打で勢いに乗り、二回に二塁打、四回には13号ソロを放つ活躍。三塁打が出ず、サイクル安打は逃したものの、5打数3安打1打点、3得点をマークし、チームの勝利に大きく貢献した。
ネトの3安打は、いずれもブレーブス先発のブライス・エルダーから放ったもの。エンゼルスは序盤からエルダーを攻略し、四回までに2本のアーチを含む7安打を浴びせて4点を奪った。
初回はネトのヒットからチャンスを広げ、ジョー・アデルのタイムリーで先制。二回にはネトの二塁打の直後にノーラン・シャニュエルが8号2ランを放ち、四回にネトの一発で4-0とリードを広げた。
エンゼルスはその後、六回にテイラー・ウォードのタイムリー三塁打で1点を追加。先発のホセ・ソリアーノが7回3安打無失点、7三振の好投を見せるなど、ブレーブスの反撃を九回のジュリクソン・プロファーの2号ソロによる1点のみに抑え、5-1で勝利した。
アデルはネトと同様に5打数3安打1打点の活躍。連続試合安打を自己最長の14に伸ばし、現在継続中の記録としてはレイズのブランドン・ラウ(18試合)に次ぐメジャー2位となっている。
エンゼルスはブレーブス3連戦の最終戦を制し、2勝1敗で勝ち越し。1勝1敗で迎えた最終戦の連敗を6で止めた。勝率を再び5割に戻し、久々の貯金1を目指して、4日(同5日)から敵地でブルージェイズとの3連戦を戦う。