有望株コンビの活躍でカブスがサヨナラ勝ち ホートン好投、ショウ決勝打
2025.7.4 12:19 Friday
【カブス1-0ガーディアンズ】シカゴ/リグレー・フィールド、7月3日(日本時間4日)
カブスのケイド・ホートンは、まだ短いキャリアながらも自己最高のピッチングを見せた。また、ブルペン陣もここ2カ月の好調を維持し、4人の投手が合計3イニングを無失点。そして十回にマット・ショウがガーディアンズの守護神エマニュエル・クラセからセンターへの犠飛を放ち、カブスは1-0のサヨナラ勝ちでガーディアンズ3連戦をスイープした。
勝利の立役者となったのは投打の有望株だった。先発のホートンは前回登板、敵地でのアストロズ戦で自己ワーストの7失点を喫したが、汚名返上の素晴らしいピッチングを披露した。
自己最長の7イニングを投げ、5安打、5三振、2四球、無失点という見事なパフォーマンス。捕手リース・マグワイアによる2度の盗塁刺やガーディアンズ打線の拙攻にも助けられ、メジャー昇格後の10度の登板の中で最高のピッチングだった。
一方の打線は、制限リスト入りしたルイス・L・オルティスに代わって急遽先発した左腕ジョーイ・キャンティロをはじめとするガーディアンズ投手陣を打ちあぐねた。三回と四回にいずれも複数の走者を出したものの、後続が倒れて無得点。しかし、十回1死三塁の場面でショウがセンターへの犠飛を放ち、白熱の投手戦に終止符を打った。
カブスの鈴木誠也は「3番・右翼」でスタメン出場して4打数1安打。初回にライトへのヒットを放ち、連続試合安打を3に伸ばした。今季の打撃成績は打率.261、23本塁打、73打点、出塁率.318、OPS.865となっている。