パドレスがレンジャーズ3連戦に勝ち越し 松井裕樹は登板機会なし
2025.7.7 13:27 Monday
【パドレス4-1レンジャーズ】サンディエゴ/ペトコ・パーク、7月6日(日本時間7日)
ナショナル・リーグ西地区首位のドジャースを8ゲーム差で追う2位パドレスは、レンジャーズ3連戦の最終戦に4-1で勝利。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、ドジャースとのゲーム差を7に縮めた。6投手の継投でレンジャーズ打線を6安打1得点に封じたが、松井裕樹の登板機会はなし。あす7日(同8日)から始まるダイヤモンドバックス4連戦の初戦にはダルビッシュ有の今季初登板が予定されている。
オープナーとしてメジャー初先発のマウンドに立ったデービッド・モーガンは、初回先頭のジョシュ・スミスにヒットを許すと、次打者コリー・シーガーにライトへのタイムリー二塁打を浴び、先制点を献上。その後、さらに2死満塁のピンチを背負ったが、ジョナ・ハイムをセカンドライナーに打ち取り、なんとか最少失点で切り抜けた。
パドレスは初回2死満塁のチャンスを生かせなかったものの、三回にルイス・アライズが同点タイムリーを放ち、続く四回にはフェルナンド・タティスJr.のタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。六回にマーティン・マルドナード、七回にジェイク・クロネンワースがそれぞれタイムリーを放ち、4-1とリードを広げた。
メジャー再昇格を果たしたばかりのカイル・ハートが二回途中から2番手として登板し、打者11人をパーフェクトに抑える好リリーフ。六回以降はジェレマイア・エストラーダ、ジェイソン・アダム、エイドリアン・モレホン、ロベルト・スアレスと強力リリーフ陣が各1イニングを無失点に抑え、リードを守り抜いた。
ドジャースに7ゲーム差をつけられながらもワイルドカード圏内を維持しているパドレス。あす復帰するダルビッシュには75球(4~5イニング)前後の球数制限が設けられる見込みだが、チームをさらに勢いづかせるようなピッチングを期待したい。