スプリンガー、ブッシュ、ウィーラーの3選手が週間MVPに選出
2025.7.8 08:26 Tuesday
7日(日本時間8日)、2025年レギュラーシーズン15週目の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはジョージ・スプリンガー(ブルージェイズ)がキャリア6度目の受賞。一方、ナショナル・リーグはマイケル・ブッシュ(カブス)とザック・ウィーラー(フィリーズ)が同時受賞した。ブッシュはキャリア2度目、ウィーラーはメジャー11年目で初めての受賞となった。
35歳のスプリンガーは7試合に出場して打率.429(28打数12安打)、5本塁打、13打点、OPS1.464と打棒爆発。週間MVPに輝くのは3度受賞した2021年以来4年ぶりであり、ブルージェイズからの選出は今季初めてとなった。ヤンキースをスイープした4連戦では、2度のマルチ本塁打を記録。特に2日(同3日)の試合では自己最多の7打点を叩き出す大活躍を見せた。このヤンキース4連戦では4本塁打&11打点を記録。同一カード4連戦で4本塁打以上&10打点以上は球団史上3人目の快挙だった。
27歳のブッシュは6試合に出場して打率.565(23打数13安打)、4本塁打、7打点、OPS1.789と打ちまくった。昨年9月に続いてキャリア2度目の受賞であり、カブスからの選出はカイル・タッカーと鈴木誠也に続いて今季3人目。また、球団通算100度目という節目の受賞にもなった。4日(同5日)にカブスが球団新記録の1試合8本塁打をマークしたが、ブッシュはこの試合で3本塁打を含む4打数4安打5打点の大暴れ。6試合中4試合でマルチ安打、そのうち3試合で3安打以上を放つなど、絶好調の1週間だった。
35歳のウィーラーは2試合に先発して17イニングを投げ、2勝0敗、防御率0.53、7安打、22三振、無四球、被打率.123、WHIP0.41という圧巻のピッチングを披露。意外にも週間MVPに選ばれるのは今回が初めてであり、フィリーズからの選出も今季初となった。6月30日(同7月1日)のパドレス戦で8回6安打無失点、10三振という快投を見せると、7月6日(同7日)のレッズ戦では9回1安打1失点、12三振で完投勝利。元同僚のオースティン・ヘイズに打たれたソロ本塁打がなければ完全試合という見事なパフォーマンスだった。