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Rソックスが今季最長の7連勝で50勝到達 吉田正尚は出場機会なし

2025.7.11 11:09 Friday

【レッドソックス4-3レイズ】ボストン/フェンウェイ・パーク、7月10日(日本時間11日)

 6連勝中のレッドソックスは同地区ライバル・レイズとの4連戦がスタート。その初戦は四回にキム・ハソンの1号2ランで逆転され、六回にはジュニア・カミネロにも23号ソロを浴びたが、七回に一挙3点を奪って逆転し、今季最長の7連勝で50勝に到達した。アメリカン・リーグ東地区4位のレッドソックスは、3位レイズまで0.5ゲーム差に接近。なお、前日の今季初出場で3安打の活躍を見せた吉田正尚は出場機会がなかった。

 三回にロマン・アンソニーのタイムリーで先制したあと、レイズに逆転を許したレッドソックスだが、七回に打線が奮起した。オリオールズからレイズにトレードされたばかりのブライアン・ベイカーに対し、先頭からの連続四球で一、二塁のチャンスに。ここでマルセロ・マイヤーがレフトへのタイムリー二塁打を放って1点差に詰め寄ると、続くセダン・ラファエラにも2点タイムリーが飛び出し、一気に試合をひっくり返した。

 逆転直後の八回は3番手のギャレット・ウィットロックがレイズ打線の中軸を三者凡退に抑える好リリーフ。九回は守護神アロルディス・チャップマンがマウンドに上がり、1死からジェイク・マンガムにヒットを許したものの、最後は連続三振で締めくくった。

 吉田は前日の復帰戦で3安打を放ったが、レイズ先発の右腕タジ・ブラッドリーに対してベンチスタート。外野はジャレン・デュラン、ラファエラ、ウィルヤー・アブレイユのレギュラートリオがスタメン起用され、有望株アンソニーがDHに入るという、吉田復帰前と同じ布陣だった。この4人以外にも左腕キラーのロブ・レフスナイダーがおり、レッドソックス外野陣の出番争いは激しい。吉田が出場機会を増やしていくためには、与えられたチャンスで確実に結果を残し、首脳陣からの信頼度を少しずつでも上昇させていくことが求められる。


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