English Español 韓国語

マーリンズ・スタワーズが古巣相手に3本塁打含む5安打6打点の大暴れ

2025.7.14 08:33 Monday

【オリオールズ1-11マーリンズ】ボルティモア/オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ、7月13日(日本時間14日)

 今回の3連戦でマーリンズ移籍後初めて、ボルティモアに戻ってきたカイル・スタワーズ。デビューイヤーの2022年8月25日にはホワイトソックス(当時)の守護神リアム・ヘンドリックスから九回に同点アーチを放つ印象的な活躍を見せたが、今回はマーリンズの一員として、それを上回る強烈な輝きを放った。

 チームが11-1の大勝を収めた前半戦の最終戦。スタワーズは古巣オリオールズを相手に、3本塁打を含む5打数5安打6打点の大暴れを見せたのだ。

 スタワーズが1試合3本塁打を記録するのは初めて。オリオールズ先発の右腕ブランドン・ヤングから二回の第1打席で17号ソロ、三回の第2打席で18号2ラン、五回の第3打席で19号2ランと3打席連続アーチを放った。マーリンズの選手による1試合3本塁打は、これが4度目。2020年のブライアン・アンダーソン以来5年ぶりの快挙となった。

 1試合4本塁打の期待もかかったが、それ以降の打席では本塁打は出ず。しかし、七回の第4打席でライトへのヒット、八回の第5打席ではライトへのタイムリーを放ち、こちらも自身初となる1試合5安打をマークした。

 オリオールズでは有望株として期待されながらも、なかなかブレイクに至らなかったスタワーズ。昨季途中には左腕トレバー・ロジャースとのトレードでマーリンズに放出された。しかし、移籍2年目の今季は、ここまで91試合に出場して打率.293、19本塁打、54打点、OPS.911と素晴らしい活躍を披露。チームの代表として、オールスター・ゲームに初選出された。

 マーリンズはスタワーズの大活躍もあり、11-1で大勝。先発のエウリー・ペレスは7回84球を投げて3安打、6三振、無四球、無失点の快投を見せ、今季3勝目を挙げた。


spotvnow