ドジャースがジャイアンツ3連戦に勝ち越し 山本由伸7回無失点の快投
2025.7.14 09:05 Monday
【ジャイアンツ2-5ドジャース】サンフランシスコ/オラクル・パーク、7月13日(日本時間14日)
前日の試合で8年ぶりの7連敗をようやくストップしたドジャース。同地区ライバルのジャイアンツとの3連戦の勝ち越しがかかった前半戦の最終戦は、山本由伸が7回3安打無失点、7三振という見事なピッチングを見せ、チームを勝利に導いた。大谷翔平も3打数1安打2四球の3出塁で勝利に貢献。ドジャースはリーグ最高勝率で前半戦を終えた。
前回登板でまさかの一回途中ノックアウトを喫した山本だが、オールスター・ゲームの登板を辞退して臨んだ前半戦の最終戦で輝きを取り戻した。複数の走者を出したイニングは1度もなく、7回91球を投げて3安打、7三振、2四球、無失点の快投。7イニングを無失点に抑えたのは今季3度目で、シーズン通算の防御率2.59はリーグ5位となった。
ドジャースは四回に大谷の四球からチャンスを広げ、フレディ・フリーマンのタイムリー二塁打で先制。五回にはミゲル・ロハスが5号ソロを放ち、山本に2点の援護をプレゼントした。ところが、九回にクローザーのタナー・スコットがルイス・マトスに5号2ランを被弾。試合は振り出しに戻り、延長戦に突入した。
十回は両軍とも無得点に終わり、試合は十一回へ。ドジャースは先頭の大谷が申告敬遠で歩かされたあと、2死一、二塁となったが、フリーマン、テオスカー・ヘルナンデス、アンディ・パヘスに3連続タイムリーが飛び出し、5-2とリードを奪った。十回途中から登板していた5番手のベン・カスパリアスが十一回のジャイアンツの攻撃を三者凡退に抑えて試合終了。重要な同地区対決3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。
大谷は「1番・DH」で3打数1安打2四球、2得点。打率.276、32本塁打、60打点、12盗塁、91得点、出塁率.382、OPS.987で前半戦を終了した。