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マリナーズが首位攻防3連戦の初戦を制す 好調のアロザレーナが先制弾

2025.7.19 13:58 Saturday

【マリナーズ6-1アストロズ】シアトル/T-モバイル・パーク、7月18日(日本時間19日)

 アメリカン・リーグ西地区で2位につけているマリナーズは、後半戦最初のカードで首位アストロズと直接対決。その初戦に6-1で勝利し、アストロズとのゲーム差を4に縮めることに成功した。

 マリナーズ先発のルイス・カスティーヨは三回、先頭からの連打で無死一、二塁のピンチを背負ったが、後続3人を抑えて無失点。すると、マリナーズは四回に打撃好調のランディ・アロザレーナが18号ソロを放ち、先制点を叩き出した。アロザレーナは直近14試合で10本塁打。今季「14戦10発」を記録したのは、メジャー全体でアロザレーナのほかにカル・ローリー(マリナーズ)だけである。

 援護をもらったカスティーヨは、七回に2死一、二塁のピンチを招いて降板したものの、6回2/3を3安打、7三振、2四球、無失点に抑える好投。2番手のゲーブ・スパイアーはマウリシオ・デュボンをライトフライに打ち取り、1点のリードを守った。

 追加点がほしいマリナーズは、七回にミッチ・ガーバーが6号ソロを放ち、待望の2点目。八回にイサーク・パレイデスのタイムリー二塁打で1点差に詰め寄られたが、その直後にJ・P・クロフォードとローリーのタイムリーなどで一挙4点を追加し、勝利を決定づけた。

 オールスター・ブレイク前にはアストロズに最大7ゲーム差をつけられたマリナーズだが、首位攻防3連戦の初戦を制し、4ゲーム差に接近。2001年以来24年ぶりの地区優勝を成し遂げるチャンスはまだまだありそうだ。


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