Dバックス5割復帰 スアレスが2試合連続マルチ本塁打で打線を牽引
2025.7.21 08:26 Monday
【ダイヤモンドバックス5-3カージナルス】フェニックス/チェイス・フィールド、7月20日(日本時間21日)
トレード・デッドラインに向け、買い手に回るか売り手に回るかを決めかねているダイヤモンドバックス。引き続きポストシーズン進出を目指すために、選手たちにできることは勝ち続けることだけであり、後半戦最初のカードであるカージナルス3連戦をスイープするという最高の結果を出した。
ダイヤモンドバックスはトレード市場で大きな注目を集めているエウヘニオ・スアレスが2試合連続のマルチ本塁打を記録するなど、カージナルスに5-3で勝利。本拠地での3連戦を見事にスイープし、5割復帰を果たした。
初回、ダイヤモンドバックスはカージナルス先発のマイルズ・マイコラスの立ち上がりを攻め、スアレスの34号3ランなどで一挙4点を先制。1点を返された直後の三回にはスアレスが2打席連発の35号ソロを放ち、5-1とリードを広げた。スアレスの35本塁打はリーグ最多。打点も85まで伸ばし、カル・ローリー(マリナーズ)やアーロン・ジャッジ(ヤンキース)を抜いてメジャートップに浮上している。
その後、五回と九回に1点ずつを返されたが、5-3で勝利し、カージナルス3連戦のスイープを達成。メリル・ケリーは6回97球を投げて3安打、5三振、4四球、2失点と先発の役割を果たし、2番手のアンソニー・ディスクラファニが七回以降の3イニングを1失点に抑えて試合を締めくくった。