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ボガーツ満塁弾などでパドレス快勝 首位ドジャースと3.5ゲーム差に

2025.7.21 09:41 Monday

【ナショナルズ1-8パドレス】ワシントンD.C./ナショナルズ・パーク、7月20日(日本時間21日)

 1勝1敗で迎えたナショナルズ3連戦の最終戦。パドレスは好投手マッケンジー・ゴアとの対戦を強いられたが、投打が噛み合って8-1で快勝し、敵地での3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。この結果、首位ドジャースとのゲーム差はさらに縮まって3.5に。なお、パドレスの松井裕樹には登板機会がなかった。

 マイク・シルト監督が「大きかった」と振り返ったのは初回の攻撃だ。先頭のフェルナンド・タティスJr.が四球を選んで出塁すると、そこから無死満塁の大チャンスに。「4番・DH」のザンダー・ボガーツはゴアが投じた初球、内角へのフォーシームを思い切りよく振り抜き、レフトスタンドに6号グランドスラムを叩き込んだ。

 初回の攻撃はそれだけでは終わらず、1死後にホセ・イグレシアスとジェイク・クロネンワースの連続二塁打で1点を追加。二回にギャビン・シーツがタイムリーを放って6点目を叩き出すと、三回にはエリアス・ディアスに5号2ランが飛び出し、8-0とリードを広げてゴアをノックアウトした。

 試合前のクラブハウスでお気に入りの音楽を流し、気合十分で後半戦初登板に臨んだニック・ピベッタは6回87球を投げて3安打、5三振、1四球、1失点と安定したピッチングを披露。序盤の大量援護でリズムに乗り、五回に浴びたライリー・アダムスの5号ソロによる1点のみに抑えた。

 一時はドジャースに最大8.5ゲーム差をつけられたパドレスだが、ドジャースの失速もあり、3.5ゲーム差まで接近。8月には2度の3連戦が予定されており、ここで一気に順位がひっくり返る可能性もある。まずは8月の直接対決までに、さらにゲーム差を詰めることが目標になりそうだ。


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