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パドレスが接戦でマーリンズを下す 鉄壁のリリーフ陣が活躍

2025.7.22 14:01 Tuesday

【マーリンズ1-2パドレス】マイアミ/ローンデポ・パーク、7月21日(日本時間22日)

 ナ・リーグ西地区2位のパドレスは東地区3位のマーリンズの敵地に乗り込み、3連戦がスタート。初戦は自慢のリリーフ投手陣の活躍によって、パドレスが2-1で接戦を制した。パドレスは3勝1敗と良い後半戦のスタートを切り、首位ドジャースを猛追している。なお、パドレスの松井裕樹には登板機会がなかった。

 パドレスは二回、先頭のザンダー・ボガーツが二塁打で出塁すると、続くジャクソン・メリルとマーティン・マルドナードがタイムリーを放ち、2点を先制。パドレス先発のランディ・バスケスは毎回のように走者を背負ったが、2度ダブルプレーを奪い、三回まで無失点で切り抜けた。

 しかし四回、バスケスは絶好調のカイル・スタワーズに22号ソロを被弾。さらに五回も1死から安打を許すと、ここでパドレスは継投に移った。2番手エイドリアン・モレホンは引き継いだ五回のピンチを切り抜け、続く六回も三者凡退。3番手ジェレマイア・エストラーダ、4番手ジェイソン・アダムも無失点でつなぎ、最後は守護神ロベルト・スアレスが締めくくった。

 パドレスは史上初めてオールスターに3人のリリーフ投手を送り込むなど、リリーフ投手陣が最大の強みだ。マーリンズとの3連戦の初戦でもその強みが遺憾なく発揮された。1失点に抑えていた先発のバスケスをわずか68球で見切り、マイク・シルト監督が「フォー・ホースマン」と呼ぶモレホン、エストラーダ、アダム、スアレスを投入。4人はマーリンズ打線を4回2/3無失点に抑え込んだ。

 一時はドジャースに最大8.5ゲーム差をつけられたパドレスだが、ドジャースの失速もあり、前日の時点で3.5ゲーム差まで接近。仮にドジャースがツインズとの3連戦初戦を落とせば、その差は3ゲームに縮まることになる。


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