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カブス快勝で60勝に到達 先発ボイドが7回無失点の好投で11勝目

2025.7.23 11:57 Wednesday

【カブス6-0ロイヤルズ】シカゴ/リグレー・フィールド、7月22日(日本時間23日)

 ロイヤルズ3連戦の初戦を落とし、ブルワーズに抜かれて地区2位に転落したカブスだが、3連戦の2戦目は6-0で快勝。先発のマシュー・ボイドが7回93球を投げて4安打、6三振、1四球、無失点と安定したピッチングを見せ、チームを勝利に導いた。カブスの鈴木誠也は「3番・DH」でスタメン出場し、七回にタイムリーを放つなど3打数1安打1打点、1四球、1盗塁。4年連続のシーズン100安打に到達した。

 ロイヤルズの先発は45歳の大ベテラン、リッチ・ヒル。自身14球団目のプレーとなり、エドウィン・ジャクソンが持つメジャー記録に並んだ。

 カブスはヒルに対し、初回のチャンスを生かせなかったものの、二回1死一、三塁から有望株マット・ショウのタイムリーで先制。機動力を絡めてチャンスを拡大し、ニコ・ホーナーの内野ゴロの間に2点目を奪った。

 ボイドが五回1死満塁のピンチを無失点で切り抜けると、直後にピート・クロウ=アームストロングのタイムリー二塁打で追加点を奪い、3-0とリードを拡大。七回には鈴木のタイムリーなどでダメ押しの3点を奪い、6-0で快勝した。これでカブスはタイガース、ブルワーズに次いで今季3チーム目となる60勝到達を果たしている。

 勝利の立役者となったボイドは6日のカージナルス戦で5回3安打無失点、12日のヤンキース戦でも8回4安打無失点の好投を見せており、これで3試合連続無失点。7月は4先発で4勝0敗、防御率0.67と素晴らしいパフォーマンスを続けている。すでに自身初の2ケタ勝利を達成しており、11勝2敗、防御率2.20の好成績をマーク。今永昇太とともにカブスの先発ローテを牽引する存在となっている。

 鈴木は4試合ぶりのヒットを放ち、今季3個目の盗塁にも成功。今季の打撃成績は打率.258、26本塁打、81打点、出塁率.316、OPS.853となった。


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