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レンジャーズ・デグロムが6回1失点の好投で6年ぶりの2ケタ勝利

2025.7.23 12:38 Wednesday

【レンジャーズ6-2アスレチックス】アーリントン/グローブライフ・フィールド、7月22日(日本時間23日)

 ジェイコブ・デグロム(レンジャーズ)は試合開始直後、アスレチックスの1番打者ローレンス・バトラーに14号先頭打者アーチを浴びた。デグロムが許した先頭打者アーチは通算7本目(ポストシーズンも含む)。今季だけで早くも3本目となった。

 しかし、デグロムにとっては些細なミスに過ぎず、それに動じることなくアスレチックス打線を封じ込めていった。バトラーの一発のあと、デグロムは四回1死からニック・カーツに四球を与えるまで打者10人を連続でアウトに仕留める好投。最終的には6回86球を投げて3安打、9三振、1四球、1失点と見事なパフォーマンスを見せた。

 デグロムの防御率は2.28に向上。これはタリック・スクーバル(タイガース)とギャレット・クローシェ(レッドソックス)に次ぐアメリカン・リーグ3位の好成績である。

 レンジャーズ打線もデグロムを援護し、四回にアドリス・ガルシアの14号ソロで追いつくと、六回にはマーカス・セミエンの13号ソロで勝ち越しに成功。七回にはコリー・シーガーの14号3ランなどで4点を追加し、6-2でアスレチックスを破った。

 6年ぶりの2ケタ勝利を達成したデグロムは28個の空振りを奪い、これは2021年4月10日以来最多の数字。1試合で25個以降の空振りを奪ったのは16度しかなく、最後に記録したのはトミー・ジョン手術を受ける数週間前の2023年4月5日だった。

 デグロムは54度のスイングで28個の空振りを奪い、空振り率51.9%をマーク。これは2023年4月23日の56.1%以来最も高い数字だった。


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