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山本が力投するもドジャース敗れる 大谷は日本人初の4試合連続アーチ

2025.7.23 14:31 Wednesday

【ドジャース7-10ツインズ】ロサンゼルス/ドジャー・スタジアム、7月22日(日本時間23日)

 ドジャースは先発の山本由伸が味方のエラーがありながらも5回101球を投げて5安打、8三振、1四球、3失点(自責点1)の力投を見せたが、ブルペンが四球や悪送球などミスを連発し、7-10で敗戦。大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、九回の第5打席で36号2ランを放って日本人選手初の4試合連続本塁打を達成した。

 後半戦初登板となった山本は、初回を2三振含む三者凡退に抑える好スタート。ところが、二回に1死一、三塁のピンチを招くと、サードゴロ併殺打かと思われた打球をミゲル・ロハスがファンブルして先制点を献上。二死後、クリスチャン・バスケスに2点タイムリー二塁打を浴び、0-3とリードを広げられた。

 しかし、山本は三回、四回と無失点に抑え、アンディ・パヘスに19号3ランが飛び出して試合は振り出しに。同点に追いついてもらった直後の五回は2度目の三者凡退に抑え、5回5安打3失点(自責点1)で今季の防御率は2.55となった。

 だが、ドジャースのブルペンが踏ん張れなかった。2番手のベン・カスパリアスは2つの四球などで無死満塁のピンチを招き、ロイス・ルイスへの押し出し四球で勝ち越し点を献上。カスパリアスは右ふくらはぎのけいれんを訴え、1死も取れずに降板となった。

 急遽登板した3番手のアレクシス・ディアスはバスケスにタイムリーを浴びるなど2点を追加され、3-6と再び3点ビハインドに。六回にキム・ヘソンの2点タイムリーで1点差に詰め寄ったものの、七回には4番手のウィル・クラインが3つの四球で1死満塁のピンチを招き、5番手のエドガルド・ヘンリケスが悪送球で一気に走者3人を生還させてしまった。

 八回に無死一、二塁のチャンスが到来したが、マイケル・コンフォートがショートゴロ併殺打に倒れるなど無得点。九回にタイ・フランスのタイムリー二塁打でダメ押しの10点目を奪われ、大谷の36号2ランで反撃したものの、7-10で敗れた。

 大谷は空振り三振、見逃し三振、センターフライ、セカンドゴロ、36号2ランで5打数1安打2打点。通算11度目の挑戦で日本人選手初となる4試合連続本塁打を達成した。今季の打撃成績は打率.274、出塁率.377、OPS.993となっている。


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