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マリナーズがダイヤモンドバックスから強打のジョシュ・ネイラーを獲得

2025.7.25 10:22 Friday

 7月31日(日本時間8月1日)のトレード・デッドラインが迫る中、いよいよ本格的にトレード市場が動き始めた。24日(同25日)、マリナーズはダイヤモンドバックスから強打のジョシュ・ネイラーを獲得。課題の打線強化に向けて、他球団よりも先に手を打った。

 球団の公式発表によると、マリナーズはネイラー獲得の対価として球団13位の有望株であるブランディン・ガルシアと同16位のアシュトン・イジーを放出。保有期間が残り半年の一塁手の対価としては妥当と言えるだろう。

 ネイラーはダイヤモンドバックスに加入した今季、ここまで93試合に出場して打率.292、11本塁打、59打点、11盗塁、OPS.807を記録。昨季は自己最多の31本塁打&108打点をマークしており、カル・ローリー、ランディ・アロザレーナとともに打線の中軸を担う働きが期待される。

 マリナーズが放出したガルシアは25歳の左腕で、2023年ドラフト11巡目指名でプロ入り。昨季は主に先発を務めたが、今季はリリーフに転向し、7月21日(同22日)にメジャーデビューを果たしたばかりだ。イジーは21歳の右腕で、2022年ドラフト4巡目指名でプロ入り。先発投手として着実にマイナーの階段を上っている。

 なお、MLB.comでマリナーズを担当するダニエル・クレーマー記者によると、マリナーズはエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)の争奪戦から撤退したわけではなく、スアレスは引き続きマリナーズの「最優先ターゲット」であり続けているという。現在ワイルドカード圏内に位置し、地区首位のアストロズを6ゲーム差で追っているマリナーズの補強はまだまだ続いていきそうだ。


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