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エンゼルス・菊池雄星 五回2死から痛恨の2被弾で今季7敗目を喫す

2025.7.25 13:34 Friday

【エンゼルス2-4マリナーズ】アナハイム/エンゼル・スタジアム、7月24日(日本時間25日)

 エンゼルスの菊池雄星はマリナーズ戦に先発し、五回2死まで無失点に抑える好投を見せていたが、そこから同点ソロと勝ち越し2ランを浴び、5イニングを投げ切れずに降板。チームも2-4で敗れ、菊池には今季7敗目(4勝、防御率3.23)が記録された。

 後半戦最初のカードで強豪フィリーズに勝ち越したものの、次のメッツ3連戦でスイープ負けを喫したエンゼルス。エースの菊池には「連敗ストッパー」の期待がかかったが、それに応えることはできなかった。

 初回、菊池は1死一、二塁のピンチを背負ったものの、ランディ・アロザレーナを空振り三振に仕留めるなど無失点。ノーラン・シャニュエルのタイムリーで先制してもらった直後の二回は三者凡退に抑え、三回はヒット1本を許しながらも無失点で切り抜けた。

 四回は2死から四球とヒットでピンチを招いたが、ディラン・ムーアをレフトフライに打ち取って無失点。五回も打者2人を内野ゴロに仕留め、今季5勝目の権利まであと1アウトに迫った。ところが、フリオ・ロドリゲスにライトへの15号同点ソロを浴びると、カル・ローリーには三塁への内野安打を許し、アロザレーナに勝ち越しの19号2ランを被弾。次打者ミッチ・ガーバーにも二塁打を打たれ、五回を投げ切れずに降板した。

 菊池は4回2/3(96球)を投げて7安打、4三振、2四球、3失点という内容。走者を出しながらも五回途中まで粘り強く無失点に抑えていたが、2本のアーチに泣く結果となった。

 エンゼルスは七回にザック・ネトのタイムリーで反撃したが、直後の八回にホルヘ・ポランコの16号ソロで追加点を奪われ、再び2点ビハインドに。九回にはマリナーズの守護神アンドレス・ムニョスから2死満塁のチャンスを作ったものの、シャニュエルがレフトライナーに倒れ、4連戦の初戦は2-4で敗れた。

 なお、マリナーズのロドリゲスは15号ソロを放っただけでなく、今季20個目の盗塁にも成功。メジャー1年目から4年連続の15本塁打&20盗塁は史上初の快挙となった。


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