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シュワーバーが通算1000安打を達成 節目の一打はもちろんホームラン

2025.7.26 11:33 Saturday

【ヤンキース5-12フィリーズ】ニューヨーク/ヤンキー・スタジアム、7月25日(日本時間26日)

 ナショナル・リーグ東地区でメッツと熾烈な首位争いを繰り広げているフィリーズは敵地でのヤンキース3連戦の初戦に12-5で快勝。3本塁打を含む14安打12得点の猛攻を見せたフィリーズ打線において、特に2本塁打を含む3安打4打点を記録したカイル・シュワーバーの活躍が光った。

 2本のソロ本塁打でヤンキースにリードを奪われたフィリーズだったが、五回にシュワーバーが35号同点2ラン。打球速度113.8マイル(約183.1キロ)、飛距離413フィート(約125.9メートル)という豪快な一発で通算1000安打のマイルストーンに到達した。

 シュワーバーは通算1000安打達成時点で319本塁打。これはマーク・マグワイアの311本塁打を上回り、史上最多記録となった。シュワーバー、マグワイアのほかに300本塁打以上はヤンキースのアーロン・ジャッジ(308本塁打)だけである。

 その後、ヤンキースに勝ち越しを許したフィリーズだったが、七回に追いつき、J・T・リアルミュートの7号3ランで一気に勝ち越しに成功。1点差まで追い上げられたものの、八回にシュワーバーが36号2ランを放ち、8-5と突き放した。

 こちらも打球速度115.2マイル(約185.4キロ)、飛距離380フィート(約115.8メートル)という強烈な一発。ナ・リーグの本塁打王争いにおいて、2位のエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)に並び、トップの大谷翔平(ドジャース)まで1本差に迫った。

 フィリーズは九回にも4点を追加し、終盤の3イニングだけで10得点。ヤンキースのリリーフ陣を打ち砕き、3連戦の初戦を制した。


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