ロイヤルズがDバックスからランドール・グリチックを獲得
2025.7.27 10:04 Sunday
26日(日本時間27日)、ロイヤルズがメジャー通算210本塁打の実績を誇るベテラン外野手の獲得に成功した。MLB.comでダイヤモンドバックスを担当するスティーブ・ギルバート記者によると、ロイヤルズは若手右腕のアンドリュー・ホフマンをダイヤモンドバックスへ放出し、ランドール・グリチックを獲得する。1対1の交換トレードとなった。
8月に34歳の誕生日を迎えるグリチックはメジャー2年目の2015年から昨季まで10年連続で2ケタ本塁打をマークしている長打力が魅力。今季は主に対左腕用のDHとして起用され、ここまで69試合に出場して打率.243、7本塁打、22打点、OPS.742を記録している。
ロイヤルズはチーム全体の得点数と本塁打数がメジャー29位に低迷。打線のパワー不足が大きな課題となっていたため、長打力のあるグリチックはチームにフィットする存在と言える。外野手にはジャック・カグリオーン、カイル・イズベル、ジョン・レイブ、MJ・メレンデスら左打者が多く、相手投手の左右に応じて彼らと併用されることになりそうだ。
ダイヤモンドバックスへ移籍するホフマンは今年5月30日にメジャーデビューしたばかりの25歳の右腕。メジャーではここまで3試合に登板し、防御率3.86を記録している。今季マイナー3Aでは32試合にリリーフ登板して3勝3敗2セーブ、4ホールド、防御率2.25と安定したパフォーマンスを見せており、投手力が課題のダイヤモンドバックスでは出番が増えそうだ。