ブラウン好投でカブスが勝利 ホワイトソックス3連戦に勝ち越し
2025.7.28 07:45 Monday
【ホワイトソックス4-5カブス】シカゴ/レイトフィールド、7月27日(日本時間28日)
カブスはホワイトソックス戦に5-4で勝利し、ホワイトソックス3連戦に2勝1敗と勝ち越し。先発のベン・ブラウンは5回1失点の好投を見せ、打線もピート・クロウ=アームストロング(PCA)らの活躍で援護した。カブスの鈴木誠也は4打数無安打だった。
カブスは初回、カイル・タッカーの二塁打と鈴木の四球でチャンスを作り、クロウ=アームストロングが2点タイムリー二塁打。六回にはニコ・ホーナーとマット・ショウのタイムリーで再び2点を加えた。
先発のブラウンは、初回にアンドリュー・ベニンテンディに12号ソロを被弾したものの、その後はホワイトソックス打線を寄せ付けなかった。直近2登板では7失点以上を許し、不調に陥っていたが、この日は5回1失点と好投。3安打、無四球に抑え、4三振を奪った。
3点リードで迎えた八回、カブスは2死一、二塁のチャンスを作る。しかし、捕手からの牽制に走者が誘い出され、三本間の挟殺プレーに発展。捕手からの送球を受けた三塁手コルソン・モンゴメリーが二塁走者のイアン・ハップと交錯し、塁審はモンゴメリーによる走塁妨害を宣告し、カブスは思わぬ形で5点目を加えた。
しかし、リードを4点に拡大したカブスは、直後のホワイトソックスの攻撃でベニンテンディにこの日2本目となる3ランを被弾。1点差に追い詰められたが、走塁妨害がもたらした1点のリードを守り切り、5-4で逃げ切った。なお、同率首位のブルワーズも勝利したため、ゲーム差は変わっていない。
鈴木は4打数無安打3三振だったが、第1打席に選んだ四球で1得点を記録。今季の打撃成績は打率.251、打率.831となっている。