English Español 韓国語

ツインズがレッドソックスに逆転サヨナラ勝利 吉田は1安打

2025.7.29 14:45 Tuesday

【ツインズ5×-4レッドソックス】ミネソタ/ターゲットフィールド、7月28日(日本時間29日)

 この日、先発右腕のクリス・パダックを放出し、「売り手」としてトレードデッドラインを迎えることが鮮明になったツインズ。それでも、ロッコ・バルデッリ監督が望んだようにチームは粘り強い戦いを見せ、2度の逆転を許しながらも、90分間の雨天中断を耐え、レッドソックスに5-4でサヨナラ勝利を挙げた。レッドソックスの吉田正尚は「5番・DH」でスタメン出場し、4打数1安打だった。

 ツインズは三回、ダショーン・カージーJr.の2号2ランで、レッドソックス先発のリチャード・フィッツから先制。しかし五回、先発のシメオン・ウッズ・リチャードソンがアレックス・ブレグマンに逆転の14号3ランを浴び、試合をひっくり返されてしまう。

 しかし、ツインズは六回、クリスチャン・バスケスの犠牲フライですぐさま同点に追いついた。その後は両軍共にブルペンを打ちあぐね、3-3のまま試合は九回へ突入する。

 九回、レッドソックスは無死3塁のチャンスを作り、期待の若手ローマン・アンソニーが勝ち越しのタイムリー。ツインズ守護神のヨアン・デュランの100マイル超えの直球に詰まりながらもセンター前に運び、4点目を叩き出した。

 ただ、レッドソックスが九回に4-3と勝ち越し、残すはツインズの最後の攻撃かと思われた矢先、ターゲット・フィールドは悪天候に見舞われ、試合は90分の雨天中断に突入する。

 そしてこの雨天中断が流れを変えた。ツインズは猛攻を見せ、先頭から安打、そして2死球で満塁のチャンスを作り、ブルックス・リーが逆転の2点タイムリーを放ってそれに応えた。ツインズはシーソーゲームを逆転サヨナラで制し、借金を4に減らしている。

 そしてレッドソックスの吉田は「5番・DH」でスタメン出場。第1打席は空振り三振、第2打席はセンター前ヒット、第3、4打席はセカンドゴロだった。今季の打撃成績は打率.220、OPS.531となっている。


spotvnow