English Español 韓国語

スミスの決勝打でドジャース逆転勝ち 大谷は5打数ノーヒット4三振

2025.7.30 11:13 Wednesday

【レッズ4-5ドジャース】シンシナティ/グレートアメリカンボールパーク、7月29日(日本時間30日)

 ドジャースの大谷翔平は敵地でのレッズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。バットから快音は聞かれず、5打数ノーヒット4三振に終わった。大谷が1試合4三振を喫したのは6月17日のパドレス戦に続いて今季2度目である。試合は九回にウィル・スミスが勝ち越し打を放ち、ドジャースが5-4で逆転勝ち。最終戦を残してレッズ3連戦の勝ち越しを決めた。

 レッズ先発のニック・ロドロの前に、初回は3者三振に終わったドジャースだが、二回2死1塁からトミー・エドマンに12号2ランが飛び出し、2点を先制。先発のタイラー・グラスナウを援護した。

 しかし、グラスナウが四回に捕まり、1死一塁からジェイク・フレイリーに6号同点2ランを浴びると、2死後にはノエルビ・マルテに7号勝ち越しソロを被弾。グラスナウは五回無死満塁の大ピンチを招き、降板となった。

 2番手のジャック・ドライヤーはエリー・デラクルーズをサードゴロに打ち取ったが、この間に三塁走者が生還して2-4と2点ビハインドに。ドジャースは七回1死から四球とヒットでチャンスを作り、大谷が空振り三振に倒れたものの、スミスとフレディ・フリーマンが連続タイムリーを放ち、試合を振り出しに戻した。

 九回、ドジャースは先頭のマイケル・コンフォートが四球を選び、代走にジェームス・アウトマンを起用。ムーキー・ベッツがライトフライ、大谷もライトライナーに倒れたが、スミスがレフトへの二塁打を放ち、一塁走者のアウトマンが一気に生還して勝ち越しのホームを踏んだ。

 最後は6番手のアレックス・ベシアが3者凡退で締めくくり、5-4で試合終了。決勝打を含む2本のタイムリーを放ったスミスの勝負強さが光った一戦だった。

 大谷は空振り三振、見逃し三振、空振り三振、空振り三振、ライトライナーで5打数ノーヒット4三振。連続試合安打が9でストップし、今季の打撃成績は打率.272、出塁率.377、OPS.989となっている。


spotvnow