レッズがレイズの右腕リテルを獲得 ドジャースも絡む三角トレードに
2025.7.31 14:38 Thursday
パイレーツから好守の三塁手キブライアン・ヘイズを獲得したばかりのレッズが、次は先発投手の補強に動いた。30日(日本時間31日)、レッズはレイズとのトレードで右腕ザック・リテルを獲得したことを発表。なお、レイズはドジャースともトレード交渉を進めており、事実上の三角トレードに発展する見込みであることが報じられている。
レッズはアダム・サーウィノウスキー(球団10位の有望株)とブライアン・バンベルの2投手をレイズへ放出し、リテルを獲得。29歳のリテルは2023年シーズン途中のレイズ移籍後に先発投手として急成長を遂げ、今季は22試合に先発して8勝8敗、防御率3.58をマークしている。
リテルの加入に伴い、レッズはニック・マルティネスをブルペンに回すという。ニック・クロールGMは「リテルが先発を務め、マルティネスは昨季のようにスイングマン(=谷間の先発とロングリリーフを兼任する投手)に回る予定だ」と両投手の起用法について語っている。
なお、レッズは今後、有望株チェイス・バーンズにイニング制限を設ける見込みであり、負傷者リスト入りしているハンター・グリーンの復帰後、バーンズはブルペンに回る可能性がある。よって、グリーン復帰後の先発ローテーションはグリーン、アンドリュー・アボット、ニック・ロドロ、ブレイディ・シンガー、リテルという顔ぶれになりそうだ。
また、複数の関係者によると、レイズはレッズから獲得したサーウィノウスキーを含む3選手をドジャースに放出し、ハンター・フェデュシアを獲得する見込みだという。ドジャースにはサーウィノウスキーのほか、ポール・ジャーベイス、ベン・ロートベットの3選手が移籍する予定だ。こちらのトレードについては、まだ両球団からの正式発表は行われていない。