投打噛み合いドジャース快勝 大谷翔平は4試合ぶりのマルチヒット
2025.8.2 11:40 Saturday
【レイズ0-5ドジャース】タンパ/ジョージ・M・スタインブレナーフィールド、8月1日(日本時間2日)
ドジャースの大谷翔平は敵地でのレイズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。三回にバットを折りながらセカンドへの内野安打、四回にもライトへのヒットを放ち、4試合ぶりのマルチヒットを記録した。4打数2安打(1四球)で今季の打撃成績は打率.271、出塁率.376、OPS.980となっている。チームは投打が噛み合い5-0で快勝。6回無失点のクレイトン・カーショウが5勝目を挙げた。
トレード・デッドラインでそれほど大きな動きを見せなかったドジャースだが、毎年調子を上げる8月は5-0の快勝で白星スタートを切った。
初回1死から大谷の四球とウィル・スミスの二塁打でチャンスを作り、フレディ・フリーマンがライトへのタイムリー二塁打を放って2点を先制。先発のカーショウが無失点ピッチングを続ける中、四回にはアレックス・フリーランドのタイムリーとムーキー・ベッツの犠牲フライで2点を追加した。キャリア2試合目の出場となったフリーランドは記念すべきメジャー初打点をマークしている。
五回、先頭のフリーマンがライトへの12号ソロを放って5点目。フリーマンはレッズ3連戦の最終戦に続き、2試合連続の一発となった。カーショウは六回に2死一、三塁のピンチを招いたものの、ジョニー・デルーカをセンターフライに打ち取って無失点。6回88球を投げて5安打、3三振、無四球、無失点と安定したピッチングを見せ、ブルペンにバトンタッチした。
七回以降、ドジャースは追加点を奪えなかったものの、2番手のジャスティン・ロブレスキーが3回40球を投げて1安打、5三振、無四球、無失点と見事なピッチングを披露。最後まで投げ抜き、今季初セーブを挙げた。
上位から下位まで打線が機能し、投手陣はわずか2人で無失点リレーという理想的な展開。7月は7連敗もあり、月間10勝14敗と思わぬ苦戦を強いられたものの、今季も「8月に強いドジャース」を見ることができそうだ。