パドレスがカージナルスに逆転負け 松井は2失点
2025.8.3 14:05 Sunday
【パドレス5-8カージナルス】サンディエゴ/ペトコパーク、8月2日(日本時間3日)
パドレスの松井裕樹(29)がカージナルス戦の九回にリリーフ登板。松井は1回2失点3安打1四球の内容で、カージナルスに大きな追加点を与えてしまった。カージナルスは8-5で逃げ切り、パドレスとの3連戦の戦績を1勝1敗とした。
試合は序盤、パドレスのペースで進んだ。初回にマニー・マチャドのタイムリー、二回に新加入ラモン・ローレアーノのタイムリー三塁打、そして同じ新加入のフレディー・ファーミンが内野ゴロで打点を挙げ、3点を先行。さらに三回にはジャクソン・メリルが8号ソロを放ち、4-0と完全にペースを握った。
しかし、パドレス先発のランディ・バスケスが四回に崩れた。1死一、三塁としてノーラン・ゴーマンにタイムリーを浴びると、続くペドロ・パヘスに7号3ランを被弾。同点を許したバスケスは五回の先頭打者を出したところで降板。2番手ジェレマイア・エストラーダは、その後四球を与え、メイソン・ウィンにタイムリー二塁打を浴び、カージナルスに4-6と勝ち越しを許した。
カージナルス先発のマイケル・マグリービーは序盤の4失点から立ち直り、四回から六回まで無失点。6回4失点と試合を壊さず、ブルペンへ繋いだ。守護神ライアン・ヘルスリーをトレードで放出したばかりのカージナルスは、カイル・レイヒーとジョジョ・ロメロが2人で9アウトを奪う力投を披露。九回には松井から追加点を奪い、8-5でパドレスから逃げ切った。
2点ビハインドの九回に登場した松井は1死から連打を浴び、死球で満塁のピンチを招いた。そしてアレック・バーレソンのタイムリー、犠牲フライを打たれ、リードを8-4に拡大されてしまった。松井の今季の防御率は5点台に突入し、5.09に悪化した。