ドジャースわずか3安打に封じられ惜敗 大谷翔平は4打数1安打
2025.8.5 15:07 Tuesday
【ドジャース2-3カージナルス】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、8月4日(日本時間5日)
ドジャースの大谷翔平は本拠地でのカージナルス戦に「1番・DH」でスタメン出場。九回の先頭打者として迎えた第4打席でライトへのヒットを放ち、4打数1安打だった。連続試合安打を4に伸ばし、今季の打撃成績は打率.274、出塁率.378、OPS.978となっている。チームは1点差で惜敗。2度追いつく粘りを見せたものの、カージナルスのラーズ・ヌートバーの美技もあり、3連戦の初戦を落とした。
1点ビハインドで迎えた九回のドジャースの攻撃。先頭の大谷がヒットで出塁したが、次打者ムーキー・ベッツの打席で勝敗を分けるスーパープレーが飛び出した。
ベッツが放ったのは右翼線へフラフラと上がる難しい打球。これをカージナルスの右翼手、ヌートバーが猛然とダッシュし、最後はダイビングキャッチで好捕した。落ちていれば一打逆転サヨナラのピンチになっていてもおかしくない場面。2023年のワールドベースボールクラシックで大谷とともに戦った「侍戦士」がカージナルスを救った。
試合はソニー・グレイ(カージナルス)、タイラー・グラスナウ(ドジャース)の両先発の好投もあり、一進一退の攻防に。ドジャースは二回にメイソン・ウィンの8号ソロで先制されたが、四回にフレディ・フリーマンの13号ソロで追いついた。
八回にイバン・ヘレーラの10号ソロで再びリードを奪われたものの、直後にテオスカー・ヘルナンデスの二塁打から1死三塁のチャンスを作り、アンディ・パヘスの内野ゴロの間に同点に。しかし、九回に登板したブロック・スチュワートが2死一、三塁のピンチで代打ジョエル・ポゾにタイムリーを浴び、これが決勝打となった。
パドレスがダイヤモンドバックスに敗れたため、首位ドジャースと2位パドレスの3ゲーム差は変わっていない。なお、ドジャース3連戦の初戦を制したカージナルスは5割復帰を果たしている。