パドレスがDバックス3連戦の初戦を落とす 松井裕樹は痛恨の被弾
2025.8.5 15:49 Tuesday
【ダイヤモンドバックス6-2パドレス】フェニックス/チェイスフィールド、8月4日(日本時間5日)
パドレスの松井裕樹は敵地でのダイヤモンドバックス戦に3点ビハインドの八回から3番手として登板。2死走者なしの場面でアレック・トーマスに8号ソロを浴び、リードを広げられた。1回11球を投げて1安打、無四球、1失点で防御率は今季ワーストの5.18となっている。チームは3連戦の初戦を落としたが、首位ドジャースも敗れたため、3ゲーム差は変わっていない。
19試合のうち16試合が同地区対決という重要な期間に突入したパドレス。首位ドジャースとのゲーム差を縮めるためにも、トレード期限に複数の主力を放出して戦力ダウンしたダイヤモンドバックスには確実に勝っておきたかったが、移籍後初登板のJP・シアーズが誤算だった。
初回にルルデス・グリエルJr.のタイムリーで先制を許すと、二回には無死満塁のピンチを招き、1死後にコービン・キャロルの犠飛で追加点を献上。ジャクソン・メリルのタイムリー二塁打で1点差に迫った直後の三回にはタイラー・ロックリアーに移籍後初アーチとなる1号ソロを浴びた。
四回にキャロルのタイムリー二塁打とグリエルJr.の2本目のタイムリーでさらに2失点。94球で5イニングを投げ抜いたものの、10安打、4三振、1四球、5失点という内容で先発の役割を果たすことはできなかった。
パドレスは六回2死から四球とヒットでチャンスを作り、ジェイク・クロネンワースがライトへのタイムリーを放って反撃。ダイヤモンドバックス先発のブランドン・ファートを降板に追い込んだ。しかし、2番手のアンドリュー・ホフマンの前に代打ライアン・オハーンがライトフライに倒れ、この回は1点どまり。七回以降は得点を奪えず、八回にトーマスの一発で追加点を奪われ、2-6で敗れた。
3連戦の2戦目にはダルビッシュ有が先発予定。負ければカード負け越しが決まってしまう一戦で、ベテランの好投が期待される。