ブルワーズ快勝 直近60試合で44勝16敗は球団史上最高成績に
2025.8.6 16:00 Wednesday
【ブレーブス2-7ブルワーズ】アトランタ/トゥルイストパーク、8月5日(日本時間6日)
メジャー最高勝率を誇るブルワーズは敵地でのブレーブス戦に7-2で快勝。連勝を5に伸ばし、貯金は今季最多の25となった。5月25日以降の60試合で44勝16敗と快進撃を続けており、これは60試合のスパンでの球団史上最高成績。地区2位のカブスとのゲーム差は4に広がった。
今季のブルワーズは守護神デビン・ウィリアムスをトレードで放出し、正遊撃手ウィリー・アダメスがFAでジャイアンツへ移籍。開幕前の評判は決して高くなかった。しかし、若手選手や無名の選手たちが予想外の活躍を見せ、メジャー最高勝率の快進撃。13勝目を挙げたエースのフレディ・ペラルタは「球界の人々は、僕たちのことを信じてくれない。でも、僕たちは素晴らしい仕事を続けている。僕たちには何か特別なものがあるんだ」と胸を張った。
ブレーブス3連戦の2戦目は、三回に2死満塁のチャンスを作り、クリスチャン・イェリッチのタイムリー内野安打をきっかけに一挙4点を先制。四回にイーライ・ホワイトの7号ソロで1点を返されたものの、ペラルタは5回4安打1失点、7三振の力投を見せた。
六回にブライス・トゥラングのタイムリーで追加点を奪うと、七回にはアイザック・コリンズのタイムリーで2点を追加。その後1点を返されたものの、7-2で快勝し、8月に入って5戦全勝となった。
パット・マーフィー監督は「われわれの選手たちにはハングリー精神がある。彼らは一生懸命プレーするし、できる限りのことをしようと努力するんだ」と快進撃を演じる選手たちについて語る。「レギュラーシーズンはまだ49試合残っている。そこでしっかり仕事をこなせば、次のステージに進めるだろう」と指揮官は現状に満足することなく、気を引き締めていた。