パドレスが11回一挙5得点で勝利 ダルビッシュ有は4回3安打3失点
2025.8.6 16:39 Wednesday
【ダイヤモンドバックス5-10パドレス】フェニックス/チェイスフィールド、8月5日(日本時間6日)
パドレスのダルビッシュ有は敵地でのダイヤモンドバックス戦に先発し、4回72球を投げて3安打3失点、5三振で降板。今季の防御率は6.51となった。試合は八回に剛腕メイソン・ミラーが同点アーチを浴び、延長戦に突入したが、11回に一挙5点を勝ち越して10-5で勝利。首位ドジャースとの3ゲーム差をキープした。
パドレスは2-2の同点で迎えた四回にダルビッシュが暴投で勝ち越し点を献上したものの、六回2死満塁からフェルナンド・タティスJr.が押し出し四球を選び、3-3の同点に。七回にはラモン・ローレアーノがタイムリー二塁打を放ち、2点を勝ち越した。
ところが、八回に登板した剛腕ミラーが2死からヘラルド・ペルドモに四球を与えると、次打者ルルデス・グリエルJr.に14号同点2ランを被弾。グリエルJr.がとらえたフォーシームは103.9マイル(約167.2キロ)を計測し、本塁打を浴びた投球としては史上最速だった(ピッチトラッキングが開始された2008年以降)。
試合はそのまま延長戦に突入し、パドレスは10回に1死三塁のチャンスを作りながらも無得点。しかし、守護神ロベルト・スアレスがダイヤモンドバックスの攻撃を無得点に抑えると、11回にルイス・アライズのタイムリーなどで一挙5点を勝ち越し、10-5で勝利を収めた。
ダイヤモンドバックス3連戦の2戦目を制したパドレスは、首位ドジャースとの3ゲーム差をキープ。なお、8月15~17日に敵地ドジャースタジアムでの首位攻防3連戦、22~24日には本拠地ペトコパークでの3連戦が予定されている。