ナショナルズがサヨナラ勝ち 小笠原慎之介は1回1/3を無失点に抑える
2025.8.7 10:39 Thursday
【ナショナルズ2-1アスレチックス】ワシントンD.C./ナショナルズパーク、8月6日(日本時間7日)
ナショナルズの小笠原慎之介は本拠地でのアスレチックス戦に七回途中から4番手として登板。1-1の同点という緊迫した場面だったが、1回1/3を無失点に抑える好リリーフを見せ、今季の防御率は7.36となった。試合は九回にCJ・エイブラムスのタイムリーでナショナルズがサヨナラ勝ち。連敗を6でストップした。
ナショナルズは何度もピンチがありながらも五回まで無失点に抑えていたが、2番手のコナー・ピルキントンが六回先頭のタイラー・ソダーストロムに先制の20号ソロを被弾。しかし、その直後にライリー・アダムスが7号ソロを放ち、1-1の同点に追いついた。
小笠原は七回2死走者なしの場面で登板。強打の新人ニック・カーツを四球で歩かせたものの、ブレント・ルーカーをチェンジアップでセカンドフライに打ち取った。八回も続投し、JJ・ブレデイを空振り三振、ソダーストロムをセンターライナー、ダレル・ヘルネイズをライトライナーに仕留めて3者凡退。メジャー4度目(先発2試合・リリーフ2試合)の登板で初めて無失点に抑えた。
両軍とも決め手を欠き、試合は1-1の同点のまま九回へ。ナショナルズは5番手のホセ・A・フェレアがアスレチックスの攻撃を3者凡退に抑えると、1死二塁のチャンスでエイブラムスがレフトへのタイムリーを放ち、劇的なサヨナラ勝ちで連敗をストップした。
なお、ナショナルズ先発のケイド・カバリはトミー・ジョン手術などを乗り越えて3年ぶりのメジャー復帰。4回1/3を3安打無失点、6三振に抑え、フォーシームは最速100.1マイル(約161.1キロ)を計測するなど復活をアピールした。