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パイレーツ・スキーンズが6回無失点で7勝目 防御率は再び1点台に

2025.8.8 10:44 Friday

【パイレーツ7-0レッズ】ピッツバーグ/PNCパーク、8月7日(日本時間8日)

 パイレーツのポール・スキーンズは本拠地でのレッズ戦に先発し、メジャー通算47度目の登板で最多となる7本のヒットを浴びながらも6回無失点、8三振、無四球の好投を披露。チームを7-0の快勝に導いた。スキーンズは7勝目(8敗)を挙げ、メジャートップの防御率は再び1点台(1.94)に突入している。

 スキーンズは毎回のようにヒットを浴び、メジャーデビューから継続していた「被安打6以下」が46試合でストップ。しかし、初回1死一、二塁のピンチを併殺打で切り抜けるなど、得点圏ではレッズ打線を5打数ノーヒットに封じ、三塁を踏ませなかった。

 前回登板、クアーズフィールドでのロッキーズ戦で5回4失点を喫し、防御率が1.83から2.02まで悪化してしまったものの、直近4試合で3度目となる「6回無失点」の好投で再び1点台に。現時点では7勝8敗と黒星が先行しているものの、MLB.comのサイ・ヤング賞模擬投票ではナショナル・リーグの最有力候補に挙げられている。

 パイレーツ打線は初回にブライアン・レイノルズの11号3ランなどで3点を先制し、スキーンズを援護。四回にスペンサー・ホーウィッツのタイムリーで追加点を奪うと、六回にもオニール・クルーズの内野ゴロの間に1点を追加し、5-0とリードを広げた。

 七回にはスキーンズとバッテリーを組むヘンリー・デービスがダメ押しの5号2ラン。投打がガッチリと噛み合ってレッズ4連戦の初戦を制し、今季50勝に到達した。


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