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ブレーブス逆転勝ち 新人王候補のボールドウィンが2本塁打5打点

2025.8.8 11:47 Friday

【ブレーブス8-6マーリンズ】アトランタ/トゥルイストパーク、8月7日(日本時間8日)

 ブレーブスのドレイク・ボールドウィンが初の1試合2本塁打を記録するなど5打数3安打5打点の活躍を見せ、チームの逆転勝利に大きく貢献した。ボールドウィンはナショナル・リーグの新人王最有力候補と目されている24歳の若手捕手。アイザック・コリンズ(ブルワーズ)、アグスティン・ラミレス(マーリンズ)らとの争いが注目を集めそうだ。

 ブレーブスは初回にボールドウィンの12号ソロ、マーセル・オズナの16号ソロと2者連続アーチが飛び出し、2点を先制。直後の二回にグラハム・ポーリーの3号2ランなどで一挙5点を失い、マーリンズに逆転を許したが、試合後半に打線が奮起した。

 2-6と4点ビハインドで迎えた六回、ブレーブスは四球とヒットで無死一、三塁のチャンスを作り、ボールドウィンが右中間への13号3ラン。低迷するチームを牽引する新人捕手が初の1試合2本塁打をマークし、一気に1点差に詰め寄った。

 続く七回にも1死一、二塁のチャンスが到来し、ボールドウィンがレフトへのタイムリーを放って同点。次打者オズナの内野安打に相手の悪送球が絡み、7-6と試合をひっくり返した。

 八回には相手投手の暴投でさらに1点を追加。ブレーブスは8-6で逆転勝利を収め、同地区マーリンズとの5連戦の初戦を制した。

 ボールドウィンの1試合3安打は今季5度目で、1試合5打点は7月21日のジャイアンツ戦でマークした6打点に次ぐ記録。開幕ロースター入りを果たした今季は、1度もマイナーに降格することなく活躍を続けており、ここまで83試合に出場して打率.287、13本塁打、46打点、OPS.840の好成績を残している。


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