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カーショウvsシャーザー 200勝&3000三振コンビの投げ合いが実現

2025.8.8 13:09 Friday

 ドジャースは8日(日本時間9日)から本拠地ドジャースタジアムでアメリカン・リーグ東地区の首位に立つブルージェイズとの3連戦がスタートする。その初戦はクレイトン・カーショウ(37)とマックス・シャーザー(41)の投げ合い。ともにサイ・ヤング賞3度の実績を誇り、引退後のアメリカ野球殿堂入りを確実視されている名投手同士のマッチアップが実現する。

 カーショウはメジャー18年目の今季、ここまで13試合に先発して65回2/3を投げ、5勝2敗、防御率3.29、42三振を記録。7月2日のホワイトソックス戦で通算3000三振のマイルストーンに到達し、前回登板(8月1日)のレイズ戦では6回5安打無失点の好投を見せた。

 一方のシャーザーは年俸1550万ドルの1年契約でブルージェイズに加入した今季、ここまで8試合に先発して41イニングを投げ、2勝1敗、防御率4.39、44三振を記録。開幕直後に右手親指の炎症で長期離脱したが、7月27日のタイガース戦で11三振を奪い、前回登板(8月2日)のロイヤルズ戦でも6回5安打1失点と好投した。

 両投手の投げ合いは今回が5度目。初めての投げ合いは2008年9月7日、ともにメジャー1年目のシーズンで、シャーザーはダイヤモンドバックスに所属していた。MLB.comでダイヤモンドバックスを担当するスティーブ・ギルバート記者によると、この試合は当初、グレッグ・マダックス(ドジャース)とランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックス)の投げ合いが予定されていたものの、負傷などの理由により、先発投手が変更されたのだという。

 MLB.comのサラ・ラングス記者によると、新人時代に投げ合った2人の先発投手がその後、ともに通算3000三振を達成したのはカーショウ&シャーザーが史上初めて。カーショウは通算217勝&3010三振、シャーザーは通算218勝&3451三振という堂々たる実績を引っ提げて、通算5度目の投げ合いに臨むことになる。もしカーショウが勝てば、通算218勝でシャーザーに並ぶ。

 キャリア晩年を迎えてもなお、存在感を放ち続ける2人のレジェンド投手。通算5度目の投げ合いはどんな結果になるのか、世界中の野球ファンから大きな注目が集まっている。


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