カブスがカージナルスに完封負け 鈴木は1安打 首位と5ゲーム差に
2025.8.9 15:38 Saturday
【カージナルス5-0カブス】セントルイス/ブッシュスタジアム、8月8日(日本時間9日)
カブスの鈴木誠也は本拠地でのレッズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。4打数1安打を記録した。カブスはカージナルス先発のマイケル・マグリービーに苦戦し、0-5で完封負け。投手陣は13安打で5失点を許すなど、同地区ライバル相手に投打が噛み合わなかった。
二回、カージナルスはカブス先発のマシュー・ボイドを攻め、バーレソン、ウィン、ウォーカーの3連打で1点を先制する。五回には先頭の安打から2連続バントで1死二、三塁とし、犠牲フライで追加点。さらにウィルソン・コントレラスのタイムリーで3点目を加えた。
六回には2番手ブレイジャーから先制タイムリーのウォーカーが4号ソロ、ペドロ・パヘスもタイムリーを放ち、カージナルスは5-0と大きくリードした。
先発のマグリービーは6回を投げて3三振に留まったが、87球の内54球ストライクを投じ、カブス打線を打たせて取った。終わってみれば強力カブス打線を6回零封。その後、スバンソン、ロメロ、オブライエンも無失点でつなぎ、カブスに5-0で完勝した。
カブスは8月に入ってから3勝4敗と停滞している。その間にナ・リーグ中地区首位のブルワーズは7連勝を挙げ、カブスとの差を5ゲームに広げた。カブスは18日(同19日)からブルワーズとのダブルヘッダーを含む5連戦が控えており、その直接対決までに調子を上げたい。
鈴木は八回にレフトへの安打を放ち、4打数1安打だった。今季成績は打率.251、OPS.827となっている。