English Español 韓国語

カブス打線が鬱憤晴らす爆発で大勝 鈴木は8月はOPS.869と好調

2025.8.10 13:21 Sunday

【カージナルス1-9カブス】セントルイス/ブッシュスタジアム、8月9日(日本時間10日)

 カブスの鈴木誠也は本拠地でのレッズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。4打数1安打1四球1得点の活躍で、カブスの9-1の大勝に貢献した。カブスは8月に入ってから打線の調子が鈍っていたが、この日は13安打9得点と打線が爆発。先発のコリン・レイも6回1失点と好投し、投打噛み合った快勝につなげた。

 カブスは8月に入ってから3勝4敗と波に乗り切れていない。決して絶不調というわけではないが、地区優勝を争う相手が8連勝中のブルワーズでは分が悪い。8月1日(同2日)時点では1ゲームしかなかった首位ブルワーズとの差は、今や5ゲームへと広がっている。

 しかし、この日のカージナルス戦の快勝は、カブスにとって転機となるかもしれない。直近4試合では合計で9得点しか挙げられていなかったが、この日だけで9得点をマーク。得点圏では13打数5安打と勝負強い打撃も光った。

 カブスは初回からカイル・タッカーとカーソン・ケリーのタイムリーで2点を先制。二回にはマイケル・ブッシュの22号3ラン、そして二塁打で出た鈴木をケリーが再びタイムリーでかえし、6点目を追加した。そしてマット・ショウは三回にタイムリー三塁打、五回に8号ソロを放ち、さらにダメ押しした。

 先発のレイは6回1失点、6三振、3安打と素晴らしい内容で9勝目をマークした。今季は開幕当初こそロングリリーフと目されていたが、負傷者の続出に伴って先発ローテーション入り。そこから離脱なく先発し続け、マシュー・ボイドと共に先発ローテーションの屋台骨を担ってきた。

 鈴木は4打数1安打1四球1得点をマークし、今季の打撃成績を打率.251、OPS.828とした。連続試合安打は3に伸び、8月は打率.273、OPS.869と好調だ。


spotvnow