パドレス大勝でジャイアンツ3連戦をスイープ 松井2回パーフェクト
2025.8.14 08:46 Thursday
【ジャイアンツ1-11パドレス】サンフランシスコ/オラクルパーク、8月13日(日本時間14日)
パドレスの松井裕樹は敵地でのジャイアンツ戦に八回から3番手として登板。10点をリードする展開の中、2イニングをパーフェクトに抑える好投を見せ、ジャイアンツ3連戦のスイープを締めくくった。2試合連続無失点で今季の防御率は4.80となっている。
パドレスには、わずか数時間ではあるものの、ナショナル・リーグ西地区の単独首位に躍り出るチャンスがあった。パドレスが敵地サンフランシスコでデーゲームを戦ったのに対し、ドジャースは敵地アナハイムでナイトゲームが予定されていたからだ。
そして、パドレスは11-1でジャイアンツに大勝。敵地での3連戦をスイープして連勝を5に伸ばし、15日(同16日)から始まる敵地ロサンゼルスでの首位攻防3連戦を少なくとも同率首位で迎えることを確定させた。
二回、パドレスは1死満塁の先制機を迎え、一挙7点を先制。五回に3点を追加し、早くも2ケタ得点に到達した。最終的には11-1とジャイアンツを圧倒。直近17試合で14個目となる白星を手にした。
6週間前、パドレスは敵地でのレッズ3連戦、同じく敵地でのフィリーズ3連戦にいずれも1勝2敗で負け越した。7月3日(同4日)は試合がなく、同日のホワイトソックス戦でドジャースが勝利したため、首位ドジャースとのゲーム差は今季最大の「9」まで広がった。
しかし、それ以降のパドレスは23勝12敗の快進撃。トレード期限の最終日に5件のトレードを成立させて22選手が移籍し、パドレスの戦力は大幅に強化された。そして、9ゲーム差は完全に消滅した。