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アストロズが3カード連続の勝ち越し Rソックス・吉田正尚は1安打

2025.8.14 11:27 Thursday

【アストロズ4-1レッドソックス】ヒューストン/ダイキンパーク、8月13日(日本時間14日)

 アメリカン・リーグ西地区の首位争いでマリナーズに並ばれてしまったアストロズは、ジェレミー・ペーニャとヤイナー・ディアスが本塁打を放ち、先発のハンター・ブラウンを援護。ブラウンは6回2/3を1失点に抑える好投を見せ、チームを4-1の勝利に導いた。ブラウンが勝利投手になるのは7月2日のロッキーズ戦以来である。

 ブラウンは4つしか三振を奪えなかったのに対し、6安打と3四球で何度もピンチを招いた。しかし、失点はセダン・ラファエラのタイムリーによる1点だけ。10勝目を挙げ、3年連続3度目の2ケタ勝利を達成した。アストロズは8月1~3日にレッドソックスにスイープ負けを喫したあと、3カード連続の勝ち越しとなった。

 試合は初回から動き、レッドソックス先発のウォーカー・ビューラーからペーニャが13号先頭打者アーチを放って先制。さらに2死一、二塁のチャンスとなり、ディアスのタイムリーで2点目を奪った。初回を三者凡退に抑えたブラウンは二回に2安打と2四球で1点を失ったが、それ以降はレッドソックス打線を無得点に封じた。

 六回にはディアスが貴重な追加点となる17号2ラン。スタットキャストの計測によると、飛距離415フィート(約126.5メートル)の一発となった。この一打でアストロズは4-1とリードを広げ、ブラウンの降板後はベネット・スーザとブライアン・アブレイユが無失点リレー。3連戦の最終戦を制し、ア・リーグ西地区首位の座をキープした。

 なお、レッドソックスの吉田正尚は「5番・DH」でスタメン出場して3打数1安打(1四球)。今季初の3試合連続安打をマークし、打撃成績は打率.260、出塁率.309、OPS.720となっている。


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