ドジャースが再び単独首位に浮上 大谷1安打2四球、松井は1回無失点
2025.8.17 13:13 Sunday
【ドジャース6-0パドレス】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、8月16日(日本時間17日)
決して最高のピッチングではなかったが、ブレイク・スネルが踏ん張り、ドジャースを勝利に導いた。
32歳の左腕は古巣パドレスとの対戦で、最初の打者5人に4本のヒットを許した。しかし、直後の打者13人中12人をアウトにするなど、徐々に本来のピッチングを取り戻し、最終的には6回5安打無失点。チームも6-0で勝利し、スネルには3勝目(1敗)が記録された。
パドレスとの首位攻防3連戦で初戦から連勝したドジャースは、2位パドレスに1ゲーム差をつけて再び単独首位に浮上。今季の対戦成績は7勝2敗となり、直接対決を4試合残して勝ち越しを決めた。
スネルが立ち直る上で、バッテリーを組んだ正捕手ウィル・スミスの働きも大きかった。スミスは最初の2イニングで3度の盗塁刺をマーク。スネルが記録した最初の4つのアウトのうち3つはスミスが相手走者の盗塁を刺したものだった。
ドジャースはパドレス先発のディラン・シースの不安定な立ち上がりを攻め、初回にテオスカー・ヘルナンデスの犠牲フライとマイケル・コンフォートのタイムリーで3点を先制。二回には相手の守備のミスもあって2点を追加した。
五回にはヘルナンデスに20号ソロが飛び出し、6点をリードする展開に。投手陣は先発のスネルからエドガルド・ヘンリケス、アンソニー・バンダ、ジャック・ドライヤーとつなぎ、6安打完封リレーを完成させた。
ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場し、2打数1安打2四球を記録。2得点を加えて今季の得点数を117とし、打撃成績は打率.283、出塁率.392、OPS1.018となった。
パドレスの松井裕樹は6点ビハインドの六回に3番手として登板。先頭のコンフォートにヒットを許したものの、大谷をファーストへのファウルフライに打ち取るなど、1イニングを無失点に抑えた。4試合連続無失点で防御率は4.63となっている。