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ヤンキースがカージナルスに3連勝 ゴールドシュミット3安打の活躍

2025.8.18 08:10 Monday

【カージナルス4-8ヤンキース】セントルイス/ブッシュスタジアム、8月17日(日本時間18日)

 前日の試合で打撃戦を制したヤンキースだが、カージナルス3連戦の最終戦はいくつかの「幸運なバウンド」とスタメンに復帰した「元MVPの復調」に大きく左右されることになった。コディ・ベリンジャーは七回に4-4の同点に追いつく犠牲フライを放ち、九回にはセカンドゴロが相手のエラーを誘って勝ち越しに成功。九回に一挙4点を勝ち越したヤンキースが8-4で勝利を収めた。

 ヤンキースはカージナルス先発のマイルズ・マイコラスから四回に3本のタイムリーで3点を先制。その後、逆転を許したものの、7月8~10日のマリナーズ3連戦以来となるスイープを達成した。カージナルス相手のスイープは、2017年4月14~16日にヤンキースタジアムで行われた3連戦以来である。

 カージナルスで6シーズンを過ごしたポール・ゴールドシュミットは、ヤンキース移籍後初めてセントルイスに戻り、最初の2試合はスタメンを外れていたものの、3連戦の最終戦にはスタメン出場。セントルイスの野球ファンからの大歓声にヘルメットを掲げて応えるシーンもあった。ハードヒットの打球を3本放ち、四回にはあと少しでフェンスオーバーという左中間への二塁打。ヤンキースはここから4連打で3点を先制した。九回にもダメ押しのタイムリー二塁打を放ち、古巣相手に5打数3安打1打点の活躍。元MVPの存在感を見せつけた。

 猛暑の中、ヤンキース先発のウィル・ウォーレンは苦戦を強いられたものの、五回途中まで95球を投げ、6安打3失点(自責点1)、3三振、1四球と粘りのピッチング。なお、四回にはトレント・グリシャムの見逃し三振の判定に抗議したヤンキースのタナー・スワンソン捕手コーチが退場を命じられる一幕もあった。


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