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新人シュリットラーが六回までパーフェクト投球 ヤンキースが5連勝

2025.8.21 14:05 Thursday

【レイズ4-6ヤンキース】タンパ/ジョージ・スタインブレナーフィールド、8月20日(日本時間21日)

 ヤンキースは新人キャム・シュリットラー(24)が六回までパーフェクトの快投を見せたが、ブルペン陣がレイズ打線に捕まり、試合は3-3のまま延長戦に突入。延長十回にジャンカルロ・スタントンが代打決勝2ランを放ち、ヤンキースが6-4で勝利した。連勝は5に伸び、ア・リーグのワイルドカード1位を堅持。東地区首位のブルージェイズとのゲーム差も4に縮まった。

 シュリットラーはストライク先行の投球で凡打の山を築いた。2m近い長身から平均97.7マイル(約157.2キロ)のフォーシームを投げ下ろし、9度のゴロアウトを量産。六回まで投げて1人の走者も許さない快投を見せた。

 しかし七回、先頭のチャンドラー・シンプソンに安打を浴び、パーフェクトが途切れた。さらに2四球も与えてピンチを招いたが、2三振で2死までこぎ着け、その後をブルペン陣に託した。

 ヤンキースの2番手ルーク・ウィーバーは7回2死満塁のピンチを三振で切り抜けたものの、続投した八回にソロ本塁打を被弾。さらに続く九回を任されたデービッド・ベドナーは2死一、二塁から同点タイムリー二塁打を浴び、試合を3-3の振り出しに戻してしまった。

 快投していたシュリットラーの勝ちを消してしまったヤンキースだが、今度は前日に9本塁打を放った打線が本領を発揮。この日もトレント・グリシャムがマルチ本塁打、オースティン・ウェルズが16号ソロを放ち、本塁打攻勢を見せた。そして同点に追いつかれた延長十回には、代打ジャンカルロ・スタントンの15号2ランで勝ち越し、ウェルズも連日のマルチ本塁打となる17号ソロでダメ押しした。


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