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大谷欠場もドジャース勝利 あす23日からパドレスとの首位攻防3連戦

2025.8.22 07:49 Friday

【ロッキーズ5-9ドジャース】デンバー/クアーズフィールド、8月21日(日本時間22日)

 ドジャースは敵地クアーズフィールドで行われたロッキーズ4連戦の最終戦に9-5で勝利。4連戦を2勝2敗で終えた。なお、前日の試合に登板し、今季初黒星を喫した大谷翔平は予定通りに休養日で出場しなかった。

 8月の終わりが近づく中、ドジャースはナショナル・リーグ西地区の優勝争いを繰り広げるライバル、パドレスとの直接対決が迫っている。22日(同23日)からは敵地ペトコパークでの3連戦がスタート。レギュラーシーズンでは今季最後の直接対決となる。

 パドレスがドジャースから単独首位の座を奪ったあと、先週の直接対決3連戦ではドジャースがパドレスをスイープ。しばらくの間、平凡な成績が続いていたドジャースは勢いづいたように見えたが、最下位ロッキーズとの4連戦で見せた不安定な戦いぶりが今後に不安を抱かせている。

 パドレスとの直接対決3連戦で姿を見せるのは、どちらのドジャースなのだろうか。メジャー最低勝率のチームを相手に、大谷の登板試合での敗北を含む2敗を喫し、打線がほとんど振るわなかったドジャースか。それとも2試合合計で20得点を挙げ、自慢の攻撃力を発揮したドジャースか。

 ドジャースは後者であることを願っているはずだ。デンバーを離れて西海岸に戻る飛行機に乗る前、ドジャース打線は息を吹き返した。大谷が欠場する中、初回にフレディ・フリーマンの16号2ランで先制。飛距離451フィート(約137メートル)の一発がセンターのフェンスを越えていった。

 二回にはミゲル・ロハスの見事なスクイズ(記録はバント安打)とウィル・スミスの押し出し死球で2点を追加。4-1とリードを広げた。

 三回にアレックス・コールがタイムリーを放つと、四回にもマイケル・コンフォートの犠牲フライとアレックス・フリーランドのタイムリー二塁打で2得点。五回にはアンディ・パヘスに21号ソロが飛び出し、八回にスミスがダメ押しのタイムリーを放って9-5でロッキーズに勝利した。

 マウンド上では、先発のクレイトン・カーショウが再び力強いピッチングを披露。「打者天国」と呼ばれるクアーズフィールドで5回2/3を投げ、6安打3失点、3三振、1四球と先発の役割を果たして8勝目を手にした。8月は4試合に先発して4勝0敗、防御率1.90と素晴らしい活躍を続けている。


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