メッツが6本塁打の一発攻勢でブレーブスに連勝
2025.8.24 14:02 Sunday
【ブレーブス2-9メッツ】アトランタ/トゥルーイストパーク、8月23日(日本時間24日)
メッツが本塁打攻勢でブレーブスに大勝し、ブレーブス3連戦の勝ち越しを決めた。9得点全てを本塁打で叩き出し、七回には1イニングで3本の本塁打も飛び出した。
メッツはジェフ・マクニールが三回に11号3ランを放って3点を先制すると、七回にはピート・アロンソ、マーク・ビエントス、スターリング・マルテがブレーブスのリリーフ投手ディラン・リーを攻略した。
アロンソが29号2ランを放ち、続くビエントスも10号ソロ、さらに1打者を空けてマルテにも本塁打が飛び出した。本塁打攻勢はまだ止まらず、九回にはビエントスとマクニールがそれぞれこの日2本目の本塁打を放った。
七回のアロンソとビエントス、そして九回のビエントスとマクニールの二者連続本塁打によって、メッツの今季の連続本塁打は10度目となった。
そして七回に本塁打を放ったマルテは、3打数3安打2盗塁と打席で大活躍しただけでなく、守備でも見せ場があった。三回1死一、三塁の場面でジュリクソン・プロファーが放ったレフトフライを捕球し、タッチアップを狙った三塁走者を見事な返球でアウトに。これはマルテにとって2017年以来のレフトからの刺殺となった。
先発のクレイ・ホームズは6回1/3を投げて3安打2失点と、今季最長の登板をこなした。6回を投げ切ったのは6月7日以来のことだ。
さらにチームで見ても、22日(日本時間23日)の試合では新人のノーラン・マクリーンも7回を投げ切ったことで、6月の第1週以降初めて先発投手が2試合連続で6回以上を投げ切ったことになった。
6月から33勝38敗と足踏みが続くメッツにとって、先発投手のイニング数は喫緊の課題だ。メッツの先発投手陣の投球回数はMLBワースト4位。これによりリリーフ投手陣の負担が増え、5月までMLB2位の防御率2.87に抑え込んでいたリリーフ投手陣は、6月からはワースト4位の防御率4.84と低迷している。先発投手が長い登板をこなせるようになれば、自ずと調子は上がってきそうだ。