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カブスがエンゼルス3連戦をスイープ 元同僚のヘンドリックスを攻略

2025.8.25 08:21 Monday

【エンゼルス3-4カブス】アナハイム/エンゼルスタジアム、8月24日(日本時間25日)

 ナショナル・リーグ中地区で首位ブルワーズを追う2位カブスが敵地でのエンゼルス3連戦をスイープ。3連戦の最終戦に4-3で勝利し、ジャイアンツに敗れたブルワーズとのゲーム差を5に縮めた。カブスの鈴木誠也は「3番・DH」でスタメン出場して4打数1安打(1四球)。2試合連続安打で今季の打撃成績は打率.243、出塁率.318、OPS.796となった。

 エンゼルス3連戦の最終戦、カブスは昨季まで11年間にわたって先発ローテーションを支えたカイル・ヘンドリックスと対戦することになった。「ほかとは違う。独特だし、特別なんだ」とシカゴへの思いを語っていたヘンドリックス。しかし、逆転での地区優勝を狙うカブスは、元同僚のヘンドリックスに容赦なく襲いかかった。

 先発のジェイムソン・タイオンが初回にテイラー・ウォードに30号ソロを浴び、エンゼルスに先制を許したカブスだったが、三回1死から有望株マット・ショウがチーム初安打となる二塁打を放ち、2死後にカイル・タッカーが同点タイムリー。四回には2死一塁からニコ・ホーナーがタイムリー二塁打を放ち、2-1と勝ち越しに成功した。

 五回は鈴木のヒットなどで1死満塁のチャンスを作り、ヘンドリックスをノックアウト。2番手のアンドリュー・チェイフィンからピート・クロウ=アームストロングの犠牲フライとカーソン・ケリーのタイムリーで2点を追加し、4回1/3を投げたヘンドリックスには合計4失点が記録された。

 2番手のアンドリュー・キットリッジが六回に2点を失い、1点差に迫られたカブスだったが、七回以降はケイレブ・シールバー、ブラッド・ケラー、ダニエル・パレンシアが無失点リレー。1点のリードを守り抜き、エンゼルス3連戦のスイープを完遂した。

 地区2位のカブスはレギュラーシーズン残り31試合で首位ブルワーズと5ゲーム差。直接対決はもう残っておらず、5年ぶりの地区優勝を達成するためには、ブルワーズ以上のペースで勝ち続けるしかない。オフを1日挟み、26日(同27日)からは敵地でのジャイアンツ3連戦がスタートする。


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