カブスがジャイアンツ3連戦の初戦を落とす 首位ブルワーズと6.5差に
2025.8.27 13:19 Wednesday
【ジャイアンツ5-2カブス】サンフランシスコ/オラクルパーク、8月26日(日本時間27日)
カブスの鈴木誠也は敵地でのジャイアンツ戦に「3番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席でセンターへのヒットを放ち、三回の第2打席では四球を選んで出塁した。3打数1安打(1四球)で連続試合安打を3に伸ばし、今季の打撃成績は打率.244、出塁率.319、OPS.796となっている。チームは2-5で敗れ、首位ブルワーズとのゲーム差が6.5に広がった。
逆転での地区優勝を狙うカブスだが、ジャイアンツ3連戦の初戦はオールスター左腕のマシュー・ボイドが踏ん張り切れなかった。
34歳のベテラン左腕は二回1死からウィルマー・フローレスに先制の14号ソロを被弾。初球のフォーシーム、内角を突いた1球だったが、経験豊富なフローレスに上手く打たれ、先制点を献上した。
ボイドを援護したいカブス打線はジャイアンツ先発のジャスティン・バーランダーに対し、四回2死一、三塁のチャンスで有望株マット・ショウがレフトへの同点タイムリー。続く五回には2死からピート・クロウ=アームストロングの二塁打でチャンスを作り、カーソン・ケリーのタイムリーで勝ち越しに成功した。
ところが、その直後にボイドがピンチを招き、エリオット・ラモスとラファエル・デバースの連続タイムリーで再びリードを許す展開に。六回には1死からフローレスに四球を与え、続くマット・チャップマンに17号2ランを浴びて無念の降板となった。
反撃したいカブス打線だったが、七回と八回はいずれも三者凡退。九回1死からダンズビー・スワンソンがセンターへのヒットで出塁したものの、後続が連続三振に倒れ、ジャイアンツ3連戦の初戦を落とした。
レギュラーシーズン残り30試合で首位ブルワーズと6.5ゲーム差。直接対決は残っておらず、カブスは逆転での地区優勝に向けて負けられない戦いが続いていく。